<企画概要>
「細密」
現代アートにおいて、「細密」は作風として、
また一ジャンルとして確固たる地位を築き上げてきました。
アーティストによって緻密に創造されたその小さくて広い世界。
それは、ときに幻想的で、ときにスタイリッシュで、ときにユニーク。
「細密」は、様々な角度から鑑賞者に訴えかけ、その心を捉え続けています。
<企画概要>
平安時代の絵巻物、浮世絵から現代の製品デザインまで「細密」というキーワードで思い浮かぶものは枚挙に暇がありません。
現代アートというジャンルにおいても、「細密」という世界観は、多くのアーティストによって様々な形で表現されています。
幾何学的または自然的な表現、濃密に追求されたリアリティーや繊細で緻密なタッチで描き出されるその世界は、時にダイナミックで突き抜けているともいえるでしょう。
過去の細密展の開催により、まだまだ「細密」というキーワードの中に、無限の可能性が秘められていることを感じています。
ACT3からACT5の3つの部屋を細密作品で埋め尽くし、
アートコンプレックス・センター2階が細密に染まる。
細密な作品・作風を得意とする作家達による大グループ展「大細密展」を今年も開催いたします。
今年で3度目を迎える「大細密展」。
「細密」の新たな可能性と奥深さをより体験できる展覧会となる事でしょう。
今回も、”大細密展”という特別な回にふさわしく、出展者の中から優秀賞4名を選出し、翌年2015年にACT5企画グループ展を進呈いたします。
出展の条件は、「緻密に構成、描写された作品であること。」のみ。
作品形態は問いません。
たくさんのご応募お待ちしております。
展覧会の様子