「プール掃除」
2017年 455×380mm
ケント紙、アクリリック、グロスバーニッシュスプレー
|
吉田有花個展「ヒューズ」
世の中には数々の二面性が共存しています。ただ、対極にある2つの要素がバランス良く存在しているために秩序が保たれるのであって、どちらかが大きく出過ぎると、大変な危険を伴います。
ヒューズとは、定格以上の大電流や発火などで起こる事故を防ぐための電子部品の名称です。ヒューズが代わりに切れてくれるおかげで、電気回路が被害を受けなくて済むわけです。
世間の代わりに夢でトんだような現実の世界を、観光するような気分で楽しく見ていただけたらと思います。
吉田有花
1996年生まれ、京都府出身。
嵯峨美術短期大学専攻科デザイン専攻在学中。
夢と現実を中心とした、物事の二面性が混在する世界観を舞台に、その情景やキャラクターそのものを、主にマゼンタの色調で描いている。
2017年「ひなまつり*展 2017」(ondo tosabori)にて作家デビュー。
その後グループ展「揺らぎの中のせいとし展」(創治朗)「あたらしい家」(嵯峨美術大学)にも参加。
吉田有花
Twitter : https://twitter.com/yoshiochan04
Web : http://natoyuka.tumblr.com/
|