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立体作品展 クレアートル vol.7
- 留学生・若手作家交流展 -
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2020/10/20(tue)-11/1(sun) 11:00-19:00(最終日は17:00まで)
2F ACT5 月曜休館 |
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立体作品展 クレアートル vol.7 - 留学生・若手作家交流展 -
The Artcomplex Center of Tokyo(ACT)はギャラリーコンセプトに則り「アーティストサポート」として若手アーティストの活動支援や、留学生アーティストと日本人アーティストを繋ぐ展覧会を行い、日本のアートシーンに紹介する活動を行っております。
本展は立体作品に着目し、普段のギャラリーや画廊では実現しにくい“立体作品グループ展”を企画立案しています。留学生アーティストと日本人若手アーティストの交流・友好を深めることを念頭に置きつつ、広い展示会場を有効活用した作品発表を行い、広くご紹介することが本展の目的です。
今回は立体作家グループ展の第7回目になります。木、金属、樹脂など様々なマテリアルを扱い、生命体をつくりあげる創造主「クレアートル」たちはその個体にどのような物語を、感情を吹き込むのでしょうか。 作家によって生み出される作品の息吹きを鑑賞者に感じていただきます。
<本展について>
立体作品展 クレアートル vol.7 - 留学生・若手作家交流展 -
■開催期間
2020年10月20日(火) - 11月1日(日) 11:00-19:00
※月曜休館、最終日は17:00まで
■会場
The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F/ACT5
TEL/FAX 03-3341-3253
E-MAIL info@gallerycomplex.com
WEB SITE http://www.gallerycomplex.com/
■出展作家
岩森咲季 | オウ・ソマン | 袁方洲 | クレメンタイン・ナット
姫 秋子 | スブダ | 木村 かのう | 金 龍主
■主催 The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)
■協力 公益財団法人 神林留学生奨学会 東京藝術大学 多摩美術大学 東京造形大学
※オンラインショップは初日17:00より販売開始いたします。
クレメンタイン・ナット / Clementine Nuttall
http://www.clementinenuttall.com
In these works the philosophy of kintsugi is investigated in many ways ? including the concept of the visible intervention, the catastrophic line, the value of fracture and the impact of making space. It is an interplay of colour, materiality, movement, nature, and imperfection. It is only made possible by the bridge that exists between Japan and Britain; made using European cake decorating techniques learned working in a British bakery, and Japanese lacquer recipes learned in the heart of Tokyo.
これらの作品では、目に見える介入の概念、破局的な線、破壊の価値、空間を作ることの影響など、金継ぎの哲学が様々な形で探求されています。それは色、物質性、動き、自然、不完全性の相互作用です。イギリスのベーカリーで学んだヨーロッパのケーキデコレーション技術と、東京の中心で学んだ日本の漆の技術を使って作られた、日本とイギリスの架け橋があってこそ可能な作品です。
Clementine Nuttall is a British interdisciplinary artist. She specializes in fusing traditional culture with contemporary storytelling. She was invited to Japan as a Monbukagakusho Scholar. Her first two years here were as a Research Fellow in the Urushi Laboratories at Tokyo University of the Arts - the institution’s oldest department - learning the rules of the craft, which she now breaks.
クレメンタイン・ナットはイギリスの学際的なアーティストです。伝統文化と現代のストーリーテリングを融合させることを得意としており、文部科学省奨学生として日本に招かれる。日本での最初の2年間は、東京藝術大学の最古の学部である漆研究所の研究員として、工芸のルールを学び、現在は型破る作品を作っております。
2020 年3月 Hermes JaponによるSocial Good Bookへのインタビュー
2020 年02月 講演‘Showcase in the Screen’レセプション・アーティストトーク(小沢剛)への参加
2019 年10月 アートインスタレーションを取手アートパスにて展示(茨城県・東京芸術大学)
2019年 9月 新丸ビルギャラリー「芸大アーツイン丸の内」における映画’Unbroken’上映及び金継陶 芸品の展示
2019年6月 ショートショート フィルムフェスティバル & アジア2019(ssff & asia)における“Unbroken”上映
2019年5月 “Unbroken” Ginza Short Film Contest 最優秀作品賞 補助を受けた展覧会、公演、映画など
2015年11月 Winston Churchill Memorial Trust Traveling Fellowship日本への留学の奨励金
2009 年6月 Windsor Castle Sculpture Commission Award 受賞
2008 年4月 Worshipful Company of Fishmongers Sculpture Commission Prize
2006 年9月 ‘Living the Dream’ テレビイオンビューBBC.
金龍主 / Kim Ryongju
私の作品制作は、自身の在日朝鮮人という境遇が大きく関係している。その境遇からなる自身のイデオロギーの特異性、複雑性のより奥深い部分を見つめ、自分のような人間が形成された理由を深く知りたいと考え、作品制作を行っている。制作は直観的、感覚的に行うことが多く、無意識に抽出されたものから言葉にできない自身の本質を読み解こうとしている。
1992 年 神奈川県に生まれる
2013 年 朝鮮大学校 教育学部 美術科 卒業
2018 年 多摩美術大学 美術学部 彫刻学科 卒業
2020 年 多摩美術大学 大学院美術研究科 博士前期課程 彫刻専攻 修了
2020 年現在 神奈川朝鮮中高級学校 専任教員
朝鮮大学校 教育学部 美術科 非常勤講師
個展
2019 年 多摩美術大学大学院美術研究科彫刻専攻生選抜展プロジェクト
「金龍主 展」ギャラリイ K(東京)
グループ展
2015 年 「アニマルアートコラボ展 vol.6」
金沢動物園(神奈川)
2016 年 「アニマルアートコラボ展 vol.7」
金沢動物園(神奈川)
2016 年 「生々天国」
多摩美術大学 共通教育棟(東京)
2018 年 「TAMABI serect -5-」
多摩美術大学 アートテークギャラリー(東京)
2019 年 アートフェア東京 2019 サテライトイベント
「Future Artist Tokyo 六本木」
住友不動産六本木グランドタワー 駅前広場(東京)
2019 年 「《在日コリアン》を知らない在日コリアン」
横浜市民ギャラリー(神奈川)
2019 年 「芸術といっしょ」
多摩美術大学 彫刻棟ギャラリー(東京)
2019 年 「彫刻の五・七・五」
沖縄県立芸術大学付属図書・芸術資料館(沖縄)
スブダ / SUBUDA
三つの原型からなる乾漆の箱です。新年の灯篭と花火をモチーフに選びました。12個の稜は一年の12か月を象徴しています。純金、青金、銀などの色の違う金属粉で花火の奥行きを表現しています.
1995年 中国に生まれる
2020年 東京芸術大学大学院 入学
2019年 東京芸術大学研究生 入学
2018年 天津美術大学 卒業
2019年 湖北国際漆芸三年展 中国湖北博物館
2018年 全国工芸美術展 上海中華芸術館
2018年 中国の国家芸術基金の青年芸術人材の援助を獲得した
2017年 入国-Multile Entry国際現代設計展覧会 天津美術大学美術館
2017年 天津市「千人計画」ミシェル.クローズプロジェクトに参加
オウ ソマン / WENG SUMAN
https://www.behance.net/wsm33065686593f8
過去の時間はすでに終わってしまった、残された秘密と記憶は、大人の自意識過剰だそう。
翁素曼 (オウ ソマン)
1994年中国広東省生まれ。2018年中国深セン大学彫刻専攻卒業。
2020年現在、東京造形大学大学院研究科造形専攻美術研究領域(彫刻)在籍中。
粘土や木を使用した動物、人物をモチーフの立体作品を発表を続けるほか、平面作品も制作している。
活動歴
2014年 イラスト「名画シリーズ」「彫刻クラスの日常」 広東省中山市(中山市藝術博
覽會)
2015年 イラスト「犬との暮らし」シリーズ 広東省広州市(廣州市青年美術大展)
デッサン「老人体」広東省(全國大學生素描展)
2016年 イラスト「犬との暮らし」シリーズ2 広東省広州市(光輝的?程黨成立95週年
廣州美術大展)
2017年 陶芸 「自然に生長」広東省深セン(深?市首屆當代陶藝展)
イラスト 「狭苦しい住居」「彫刻クラスの日常」「水玉と弥生」 広東省深セン (深?
當代插畫百人展)
2018年
イラスト 「狭苦しい住居」広東省(第六屆全國插畫雙年展)
陶芸「猫を抱いている日暮を迎える」広東省深セン(第二屆廣東當代陶藝學術邀請展)
イラスト「女の子」広東省深セン(深セン國際插畫展)
2019年 イラスト「微風拂面心蕩漾」北京(首屆中國插畫藝術展)
イラストポスターを入選(中国国際イラストレータ百人グループ展)
2020年
イラスト「ひも」ネットオークション (深セン“香蕉醤”ギャラリー)
グループ展「美美與共一廣美十年」(広州 星柔文化ギャラリー)
プロジェクト
2019 深センAUM服装会社宣伝動画のイラスト担当、キャラクターデザイン担当
2020 “姚記”日用品会社で児童歯ブラシシリーズのキャラクタデザイン担当
2020 四川“坏品味西部”個人ブランド服装会社 「吃茶去」シリーズテキストデザイン担当
受賞歴
2017年 深セン市首屆當代陶藝展 銅賞
2018年 第六屆全國插畫雙年展 優秀賞
大学卒業作品 優秀賞
第二屆廣東當代陶藝學術邀請展 銅賞
作品収蔵
深セン RT ギャラリー、深セン大学
岩森咲季 / Saki Iwamori
私は記憶の中の人物を彫刻として表す研究を行っています。
自分の海に深く潜っていきすくいあげるようなイメージで制作しています。
このすくい上げてきたものの中に「人間皆が共通する何か」が含まれているのではないかと考えています。
今までは鉄のみで表現を行っていましたが、今回新しい試みとして、テキスタイルを導入しました。
ソフトメディアを用いることで空間との境界をぼかし、より記憶の不安定さを表そうと考えました。
1993年東京都生まれの美術家。
2020年3月東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻領域卒業。
2020年4月東京造形大学大学院造形研究科造形専攻修士課程美術研究領域入学。
2019年度ZOKEI展でZOKEI賞を受賞。
2017年 CS-Lab+沖ゼミ(東京造形大学) 主催FAKE: Final Artistic Knowledgeable Experiments 機械翻訳「最終的な芸術的な知識のある実験」 小金井アートスポット シャトー2F/東京都小金井市
2018年 三木俊治企画展「美ん美んゼミ」〜平成最後の夏〜 倉敷市玉島 遊美工房/岡山県倉敷市
2019年 黒川緑地管理協議会・アトリエ IZUMI 主催「緑と道の美術展 2019」 黒川海道緑地ほか/はるひ野駅南口-黒川海道緑地-セレサモス-黒川駅南口
2019年 駐日韓国大使館 韓国文化院 ・東京造形大学 企画展「Challenge Art in Japan 2019」 韓国文化院ギャラリーMI 1F/東京都新宿区
2020年 「ZOKEI展 」2019年度 東京造形大学 卒業研究・卒業制作展 東京造形大学キャンバス /東京都八王子市
姫 秋子 / JI QIUZI
単純に造形物ではなく、人と造形物のインターアクション(対話)を表すしたいです。
棚はどんな部屋でもよく使われているものですが、工芸品の愛着から考えると、実用を兼ねた上
で造形の意味も富んでいると思います。法隆寺の 回廊をきっかけに、一歩一景の発想が生まれました。
この棚に窓のような設計が付き、博古棚という形と線の組み合わせで美的空間を表したいものです。
生年月日:1990 年 9 月
2020年 東京術大学工芸科・木工芸・修士1年
2019 年/「Art Path2019 藝祭 Exhibition」/東京藝術大学取手キャンパス/茨城
2013 年/チームで山西省長治市人民病院受付カウンターのデザイン/プロジェクトに参加/中国/北京
2014 年/第 21 回北京建築及び装飾材料博覧会/サンプル品及び新製品のデザイン/中国/北京
2016 年/広東省マダーニ家具用品有限会社に派遣され、無垢材を内壁材料として内装する技術を研修/ 中国/広東
2016 年/デザインチーフとして、天津で無垢内壁材を使った新しい工場のサンプル品デザイン/中国/天津
木村かのう / Kanou Kimura
https://www.instagram.com/
今日の狂った日本の政治やコミュニティーはどこから湧いてくるのか?作者は、これらの原因が日本人の多くが持つ「慣れ」や「無関心」にあると考えており、
鑑賞者を挑発する様な表現やユーモアを用いたインスタレーション作品を多く制作してきた。今回の作品も、同様のテーマで今現在の日本の問題と向き合って制作した。
2019 多摩美術大学 美術学部 彫刻学科卒
2020 多摩美術大学 美術学部 共通教育研究室 副手 着任
グループ展
2017年/1000枚ドローイングNo.1/GALLERY KINGYO/東京
2017年/草原小品展 立体の部/GALLERY KINGYO/東京
2017年/コノタビ/スペース游/神奈川
2019年/ornament/GALLERY KINGYO/東京
2020年/1000枚ドローイングNO.4/GALLERY KINGYO/東京
袁 方洲 / Yuan Fangzhou
https://www.yuanfangzhou.com
身の回りに存在するモノに対して、私たちは自分の経験、記憶に基づいて認識する。
そのため事実とは異なった認識をしてしまうこともある。私は、事実とは異なる独自
の認識をテーマに制作している。この作品のモチーフは影である。影は平面的に認識
されているが、私にとって影は立体物である。無数の影が積み重なり、徐々に立体と
して空間に現れ、視覚的でしか認識されなかった影は触覚も用いて認識できるように
なる。そのような影に対する独自の認識から生まれた作品である。
1995 中国遼寧省生まれ
2014 清華大学美術学院 工芸学科ガラス専攻入学
2018 清華大学美術学院 工芸学科ガラス専攻卒業
2018- 日本ガラス工芸協会 ユース会員
2019 東京藝術大学大学院美術研究科 工芸専攻 陶芸(陶・磁・ガラス造形)研究分野 修士課
程入学
2020- クマ財団クリエイター奨学金 第4期生
主な展示歴、活動歴
2017 「Junior Glass Ways」国際ガラスアートコンベ入選作品展覧会(チェコ共和国)
若手工芸作家国際展 第三回薪技芸・霊(上海)
第2回 杭州国際現代ガラストリエンナーレ(中国美術学院 杭州)
2018 国際交流展2018 A3プロジェクト(台湾清華大学 台湾)
清華大学美術学院卒業制作展(清華大学美術館 北京)
第14回 大分アジア彫刻展 優秀賞(朝倉文夫記念館文化ホール 大分)
若手工芸作家国際展 第四回薪技芸・燦(バングラデシュ国立美術館 バングラデ
シュ)
2020 「Glass Wonderland」東京藝術大学ガラス造形研究室展(東京)
2020 ASYAAF & Hidden Artists Festival(弘益美術館 韓国)
第8回現代ガラス展in山陽小野田(山口県)
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